まじめな話題なので、タイトルだけでもはじけた感じで。笑
ふくい産業支援センターで9月4,5日に開かれる「元気企業フェア」にパネルを展示させてもらうことになった。制作事例を展示するのは例年通りなんだけど、今回は「見積もり書」も展示物に含めることになった。
本物の見積もりではなく、「ある要件があったとして、いくらくらい」というサンプル見積もりなんだけど、試みとしてはなかなか面白いと思う。一式100万ドルとか書いて出すと怒られるので、まじめに出す予定。
まー、それにしても、Webサイト制作の見積もりを正確に出すというのは何年やっても難しい。
最近はこんな感じでやっている。
まずヒアリング。
「現状の解決したい課題」「ウェブサイトを持つ目的」「(具体的にあれば)実装したい機能・コンテンツ」「希望予算・納期」について話をうかがい、概算見積もりを計算にするにあたっての仮の要件を定義する。ヒアリングの後、メールで「こういう要件定義で概算見積もりを作成します。間違いはないでしょうか?」と確認して、認識の違いを防ぐ。
Diのワークフローに従って仮の要件定義をしていくので、「こういう工程で制作していきますが、よろしいでしょうか?」ということも確認してもらっている(はず)。
要件定義では「何をするか(しないか)」を明確にしている。
MTなら導入時のコンテンツ登録をどちらが担当するか?とか。
文章や写真など、コンテンツの作成についても、どちらが担当するかを、確認しておく。ここは担当者のスキルによってサイト全体の品質にも関わってくるので、必要なところはプロに任せた方がいいことを推薦しておく。
確認することはほかにもある。思い出したら追記させて。とにかく、たくさん確認することがある。笑
ヒアリングのあと、打ち合わせで了承を得た要件定義にもとづき、工数をはじきだす。これまでの仕事で実際にかかった工数を残してあるので、それを参考にしたり、現状サイトを見て、予測する。
要件定義については「クライアントが要求する成果物にするために、これはやっておいた方がいい」という工数でもって「スタンダードプラン」をまず作る。次に、「あったらいいけど、なくてもいいかもしれない」という要件をさっ引き、「ライトプラン」をつくる。
見積もりが出来たら、説明にうかがう日をメールで調整する。PDFでメール送信するよりも、対面の方がいい。一度要件定義をしているとはいえ、再度説明した方が理解して貰えることが多いから。理想はPDFのメール送信で十分伝わる見積もりなんだけど、まだそこまでの域には達していない。
で、概算見積もりの説明の日。
各要件について、「なぜこの項目が必要か」「なぜこれだけの時間がかかるのか」ということを説明する。見積もり書だけでなく、簡単な要件定義書も添える(システム業界では当たり前だろうけど、広告・デザイン業界ではどうなんだろう。Diは福井では細かい方なんだろうか)。
以上で、両者の合意が得られれば、注文をいただき、企画・設計に入っていく、ということになる。たぶん、どこも似たような感じでやってるんじゃないかなぁと思う。
* * *
こんな感じでやってるので、概算見積もりを出すまでにけっこう時間がかかる。
さらに、要件定義を丁寧にするほど、大抵見積額が高くなるので、破談になることも少なくない。せっかく一生懸命に考えたのに、報われないのは悲しいけど、要件を見誤って、辛い思いをするよりはいいんじゃないかと思い、自分を励ましている。
オチを考えても浮かばないので、浮かんだら追記させて。
とりあえず、9月4,5日は元気企業フェアです。よろしく。
アイデアをカタチに!『ふくい元気企業フェア2008』 | 財団法人 ふくい産業支援センター
それから、ほとんどの読者には関係ないけど、パネルデータの提出締め切りは25日午前10時です。よろしく(でむりんこ)。
おおっ、この日記、昨日店でした話と見事にリンクしてるな!